The Enemy We'll Live and Die in These Towns
The Enemyについて
3人組のスリーピースバンドで、2006年に結成して2007年にWe'll Live and Die in These Townsで全英1位を獲得してその勢いそのままサマソニのメインステージを務めたバンドです。
2016年に解散してしまいましたが、未だに僕の中ではヘビーローテーションアルバムの一つです。
歌詞がめっちゃ労働者
歌詞が社会批判的なものやThe労働者的な物が多くてロックのお手本の様な歌詞だと思います。ザ・クラッシュ(The Clash)オアシス(Oasis)などと同じです。
例えばデビュー曲のAway From Hereです。これは1番好きな曲なのですが、さっそく歌詞を見ていきましょう。
Away From Here
I'm so sick sick sick and tired
Of working just to be retired
I don't want to get that far
I don't want your company car
Promotions ain't my thing
Name badges are not interesting
Its much easier for me see
To stay at home with Richard and Judy
A way a way oh, oh oh, away from here
A way a way oh, oh oh, away from here
A way a way oh, oh oh, away from here
A way a way oh, oh oh, away from here
どうですか、この今の自分にぴったりな感じ!笑
仕事に疲れて逃げ出したいくらいだけどリチャードとジュディが家に帰ったらいるじゃん!
あ、自分は独身ですが・・・笑
とりあえず和訳します。
仕事でめっちゃくちゃ疲れたわ、隠居のためとはいえ働くのにもうウンザリだわ。
おれはあんなに成功したいとは別に思ってないし
おれは会社の車なんて欲しくない
昇進なんて自分には関係のない事
名札なんて関心もねえんだよ
おれは家でリチャードとジュディと一緒に過ごすときが一番心が休まるんだ
みたいな感じです。
単語的には
tired of
《be ~》~に精神的に疲れている、~に飽きて[うんざりして]いる
get that farこれほどの成功[こと]を成し遂げる
promotion昇進、昇格、昇給
ain’t は省略表現で、主に be動詞+否定語( am not、 are not、 is not)の略。
easy心地良い、心が休まる
どうですか?サラリーマンのみなさん!
何のために働いて、生きているんだろう?自分は何をすればいいんだろう!って考えることが30代を越えると増えてきた気もします。
そりゃあ、あったかくてのんびりと悠々自適な生活が送れるどこか、そんなどこか遠くがあればいいけども。
まあ、彼らもこのアルバムのタイトルにあるように「We'll Live and Die in These Towns」このままここで普通に生きて普通に死んでいくのかよ~みたいな感じですかね~実際彼らの英語の歌はめっちゃ訛ってて田舎ぽい雰囲気ですが・・・彼らはロックスターに登り詰めので「We'll Live and Die in These Towns」を避けれたのかもしれません。
私個人も社会人になって関西の片田舎から東京に来た人間ですが「We'll Live and Die in These Towns」というタイトルには物凄く惹かれるものがありました。
まあ、仕事が辛い時もあるけども、そんな時にこの曲をおすすめします。
これを聞きながら1時間くらい散歩をしてみると意外とすっきりするもんですよ。
"Aggro" – 3:25
"Away From Here" – 3:02
"Pressure" – 3:18
"Had Enough" - 2:39
"We'll Live and Die in These Towns" – 3:54
"You're Not Alone" – 3:44
"It's Not OK" – 3:35
"Technodanceaphobic" – 2:34
"40 Days and 40 Nights" – 3:36
"This Song" – 4:25
"Happy Birthday Jane" – 2:59